誰かがkintoneアプリにデータを登録や編集をしたときメールなどの通知がほしい、と言う場合、指定したユーザー宛に通知を送信する条件通知機能がkintoneでは標準機能にあります。この他、 kintoneの標準機能にはレコードが特定の条件を満たしたときに通知を行うレコードの条件通知機能と、事前に設定した日時などの条件に合わせて通知を行うリマインダーの条件通知があります。
kintoneでは、これら条件通知機能の利用はカスタマイズ不要で標準機能で行うことが出来ます。
kintoneの条件通知機能は基本的に宛先に指定したユーザーの「ポータル」ページか「通知」ページに表示されますが、メール通知機能を有効にすれば、ユーザーが登録しているメールアドレスに通知が送信されます。
kintoneの条件通知機能では通知先は組織、グループ、ユーザー単位で指定することができるので、「この部署の人全員に通知したい」「上司にだけ通知したい」などの個別の通知設定も対応も可能です。
条件通知の設定方法は下記の通りです。
kintone画面のレコード一覧からレコードの詳細を開き、画面の右上にあるオプションボタン(・・・)をクリックし、ドロップダウンリストにある、「アプリの設定を変更」を開きます。
「アプリの設定」画面が開いたら、「設定」タブをクリックし、設定画面の左下「通知」枠の
・アプリの条件通知
・レコードの条件通知
・リマインダーの条件通知
のいずれかを選択します。ここでは、アプリの通知条件の設定方法の例を記載します。
kintoneアプリの条件通知設定例
1)通知先を設定
次の2通りの方法で、通知先を指定できます。
「ユーザー/組織/グループ」欄で、通知先に指定するユーザー/組織/グループを選択。
「フォームのフィールドを追加」のドロップダウンリストから、アプリ上のフィールドを指定する。
(作成者/更新者/ユーザー選択フィールド*/組織選択フィールド*/グループ選択フィールド*)
*フィールドをフォームに配置している場合のみ選択可能。
2)条件を指定
チェックボックスを選択して、1)で指定したユーザーに通知を送信するための条件を指定します。
※アプリを操作した本人、アプリ/レコード閲覧権限を持たないユーザーには、通知は送信されません。
そのほかに、「レコードの条件通知」「リマインダーの条件通知」の設定を行うことができます。
冒頭でも述べましたが、kintoneでは条件通知の設定は標準機能であるため、カスタマイズやプラグインを追加せずに設定が可能です。
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